【2011年、印象に残った小説たち】・絲山秋子『海の仙人』『沖で待つ』
絲山秋子という作家のつかみどころのない雰囲気がたまらなくツボでした。
・村上春樹『ねむり』「緑色の獣」「ねじまき鳥と火曜日の女たち」「ファミリー・アフェア」
村上春樹という作家、実はあまり好きではなかった。
大学時代「村上春樹廃人」と言ってもいいくらい春樹のファンである友人に勧められ『ノルウェイの森』を読んで途中で挫折。今年は春樹嫌いを治すべく、ひたすら短編を読みまくった。
特に「ねむり」という本は絵も素晴らしく装丁も綺麗、愛蔵用にぴったりです。
なお、『ねむり』以外の作品は短編集『象の消滅』に入っています(「ねむり」のオリジナル作品、「眠り」も入ってます。
・いしいしんじ「ある一日」(新潮9月号)
もうなんか、新鮮な読後感を味わったので、来年以降は同じ作家のほかの本を読んでみたいものです。
・イアン・マキューアン『初夜』
とんでもなく美しい小説でした。もうとにかく綺麗なものを見たい人は是非。
・マリオ・バルガス=リョサ『緑の家』『楽園への道』
この人は神だと思った。ものすごい構成力、ほんと、文章でここまで世界が作れるものなんだ!と思わせてくれた作家でした。来年は『密林の語り部』を読みますよ。
・安部公房『箱男』
もう不思議としか言いようがない……。語り手の曖昧さ、うん、新鮮だった。
・J.Dサリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』
ちなみに訳は村上春樹でした。独特の語り口が魅力の一冊。確か以前ブログで感想書いたような気がする。
・壁井ユカコ『キーリ』シリーズ
おおっと、ここで突然ラノベ登場です。
「え、あんたラノベ読むん?」と言われそうなので一応断っておくと、ラノベは壁井ユカコさんしか読みません。
紹介してくれた大学時代の友人に感謝。『キーリ』はシリーズとして結構長いけれど、読む価値ありですよ。
・夏目漱石『虞美人草』
これも以前ブログで感想書いたような気がする……。
あまりに気に入ったので「贈虞美人草」という漢詩を書いたようなw
・オグ・マンディーノ『この世で一番の奇跡』
たぶん、サイモンという登場人物が出てくるシリーズではこれ(1作目)が一番良かったと思う。他の奴はなんか説教じみててちょっとなぁ(汗)ちょっといい生き方について書いてある、ある意味自己啓発本にシナリオつけた感じかな。
・川上未映子『乳と卵』
これは印象的な作品だったけれど、実は川上未映子のほかの小説は好きではないという(苦笑)
まぁ、だいたいこんな感じでしょうか。
ネタバレしないようにコメントつけたから、ぜんぜん中身のないブックレビュー状態だけども(汗)
というか、アマゾンのリンク貼ったらブログの記事内がエライ意味不明になって大変でしたw
興味があったら是非読んでみてください。
絲山秋子は特にw
バルガス=リョサに関しては、相当根性がないと読み切れないと断言できます。
『緑の家』を買うなら覚悟を決めて上下巻同時に買ってくださいw全部読まないと、あの世界は見れません。
ここまで見てくれた人がいたら、どうもありがとう!
最新コメント